知らないでは済まされない!押さえておきたい≪湿布の副作用≫

マツコも知らない湿布の世界〜湿布の本当の効用・貼り方・使い方〜

   

知らないでは済まされない!湿布の副作用

肩・腰が痛い。
首を寝違えた、関節をひねって捻挫した。
筋肉痛がつらい。

 

こういった症状があるときに気軽に使われている湿布ですが、副作用があります。

 

 

薬局では多種多様の湿布が市販されていますし、
病院などでも首・肩が痛いと言えば簡単に処方してもらえます。

 

そのため、薬という認識が薄く使用頻度が多く、簡単に使ってしまう方が多いんです。

 

しかし、湿布薬は歴とした薬であり、
種類によってはかなり強力な成分が含まれている場合もあります。

 

使い方を間違えれば取り返しのつかないことが起こりかねないということを
押さえておきましょう!

 

慢性的な首こり・肩こりや腰痛で、長期間湿布を使っている人、妊娠中・授乳中の方は必見です。

 

 

副作用を引き起こす湿布の主な成分は?

湿布の使用時の副作用を引き起こす成分いくつかを紹介します。

 

ここで紹介する多くの消炎鎮痛剤の大まかな作用として
体内のプロスタグランジンという成分の合成を阻害する効果があります。

 

プロスタグランジンには、発赤、腫脹、疼痛、熱感といった炎症症状を引き起こす作用があります。
それが作られないようにして炎症を抑えます。

 

しかし、プロスタグランジンの他の働きとして
胃や腸を消化液から保護する粘液の分泌にも関わってきます。

 

また、胃腸を動かしたり、排尿のため膀胱の筋肉を収縮させる働きもあります。

 

よって、湿布の薬の作用により痛みを抑える以外の良い働きも阻害してしまうので
胃痛が発生したり、腎機能障害がおこる場合も起こります。
では、細かく紹介したいと思います。

 

1.イブプロフェン
イブプロフェンは非ステロイド系消炎鎮痛剤です。
主な商品名としてブルフェンがあげられます。

 

使われる用途として、関節炎、痛風、結石、生理痛、筋肉痛、腰痛など
鎮痛目的で使用されることが多いです。
副作用として吐き気、胃痛、高血圧、発疹、光線過敏があります。

 

使用に注意が必要な方は
鎮痛薬、解熱剤で喘息を起こしたことがある方
高齢の方
重い肝臓病、心臓病、人死している方
があげられます。

 

 

2.ジクロフェナク
ジクロフェナクは非ステロイド系消炎鎮痛剤です。
主な商品名としてボルタレンがあげられます。

 

使用用途はイブプロフェンとほぼ同じです。

 

ほかに目薬にも使用されていて、目の非細菌性炎症が起きた場合の治療に使われています。
副作用として、発疹、かゆみ、皮膚障害、胃痛、まれにアナフィラキシー様症状がみられます。

 

 

使用に注意が必要な方は
ジクロフェナクにアレルギー反応を起こす方
鎮痛薬などで喘息を起こしたことがある方
高齢者
重い肝臓病、心臓病、妊娠している方があげられます。

 

 

3.インドメタシン
インドメタシンは非ステロイド系消炎鎮痛剤です。

 

使用用途はイブプロフェン同様痛みを抑えるものですが、
比較的効果が強く、使用する際には注意が必要です。

 

またそのため、副作用も強いものになっています。
副作用として、発疹、かぶれ、アレルギー様症状、貧血、喘息発作、胃痛がみられます。

 

 

使用に注意が必要な方は
他の薬でアレルギー反応、喘息を起こしたことがある方
重い肝臓、心臓、腎臓病がある方
アルコール飲料を摂取した方
妊婦さん、授乳中の方
 胎児・赤ちゃんに悪影響を与える場合があります

 

 

 

 

4.ケトプロフェン
ケトプロフェンは非ステロイド系消炎鎮痛剤です。

 

使用用途、副作用、使用に注意が必要な方はともにイブプロフェンと共通する点が多いです。
違う点として、光線過敏症が起こりやすいという点です。
ケトプロフェン使用中、使用後ともにしばらくは紫外線を避ける必要があります。

 

紫外線を浴びることにより、発赤、水疱を引き起こすことがあります。
ひどい場合関節炎や気管支炎の原因になることもありますから、注意が必要ですよ!

 

 

 

5.メントール
メントールはアルコールの一種の有機化合物に分類されます。

 

主な商品名として、冷湿布、歯磨き、ガム、ハッカ、リップクリーム、タバコに含まれています。

 

使用用途は、メントールを皮膚に接触させるとひんやりとした感覚がえられます。
実際に温度が低下することはなく、冷感を感じ取る神経に刺激する作用によるものなのです。
また、他の消炎鎮痛剤と配合することにより作用を強くさせる効果があります。
メントールに毒性は低く、副作用を引き起こすことは少ないです。

 

 

 

6.カプサイシン
カプサイシンは唐辛子に辛味をもたらす主成分です。

 

主な商品名として、温湿布、帯状疱疹後に発生する神経痛に使うクリームに含まれています。
使用用途は、メントールとは逆に皮膚に接触させることにより熱感を与えます。

 

これも実際には温度の上昇は見られませんが、体内に吸収されたカプサイシンは
脳に運ばれ神経を刺激してアドレナリンを発生させ発汗させる作用があります。

 

副作用として、
使用中に刺激が強く感じ焼けるヒリヒリする様な皮膚の痛みを感じることがあります。

 

 

以上の成分が多くの湿布に含まれています。

 

こんなに色々あるのか!と驚かれたのではないでしょうか。

 

 

湿布の注意事項を確認せず規定量より多く使用することなどにより数々の症状を引き起こします。
湿布を張り続けることにより皮膚より血液中に取り込まれ全身に成分が回ります。

 

結果、口から痛み止めなどの飲み薬を飲んだのと近い状態になります。
それにより、内臓などにも変化をきたし胃や肝臓などの内臓器にも悪影響を与えます。

 

使用する際に注意事項を読み、使い方を誤らなければ、副作用が起きることは少なくはありますが、
必要以上に使用した場合などには強い副作用が出る可能性があります。

 

さらに症状を悪化させることがあることがわかります。

 

このとおり簡単に使っていい薬ではないということを覚えておいてください。

 

特に、長期間もしくは繰り返し湿布を使い続けている人、妊娠中の方、
喘息などの持病を持っている方は気をつけましょう!

 

 

 

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